Elastic Beanstalk で使用中のプラットフォームバージョンを更新した場合に切り戻しができるかどうかを教えてください
困っていた内容
Elastic Beanstalk で使用中のプラットフォームバージョンが最新ではないので更新を検討しています。
更新後に不具合が発生した場合にはプラットフォームバージョンを切り戻したいと考えていますが、一度更新したバージョンは元に戻せないのではないかという懸念があります。
Elastic Beanstalk で使用中のプラットフォームバージョンを更新した場合に切り戻しができるかどうかを教えてください。
どう対応すればいいの?
過去 30 日間で以前のプラットフォームバージョンを使用していた場合はそのバージョンを引き続き利用可能です。
Elastic Beanstalk がプラットフォームを更新した場合、以前のプラットフォームのバージョンは引き続きサポートされますが、最新のコンポーネントがないため、それらのバージョンの使用は推奨されません。最新のプラットフォームバージョンに移行することをお勧めします。しかし、過去 30 日以内に (同じリージョンで同じアカウントを使用して) 環境で以前のプラットフォームバージョンを使用した場合は、そのバージョンに基づいて環境を作成できます。
上述の通り古いプラットフォームバージョンの使用は可能であるものの、最新のプラットフォームバージョンを使用することが推奨されています。
リタイアしたプラットフォームでは以下のサポートが提供されなくなるため、可能な限り最新のプラットフォームバージョンを使用することをご検討ください。
- セキュリティ更新プログラムの反映
- テクニカルサポート
- 不具合などの修正プログラムの提供
発表されたリタイア日から 90 日を超えて、リタイアしたプラットフォームブランチで Elastic Beanstalk 環境を実行している既存のお客様は、そのリスクに注意する必要があります。環境のリソースにアクセスできなくしたり、これらを削除したりすることはありません。ただし、そのような環境は、予測不能な状況になることがあります。サプライヤーがコンポーネントを EOL とマークしているので、リタイアしたプラットフォームブランチに対して Elastic Beanstalk でセキュリティ更新プログラム、テクニカルサポート、修正プログラムを提供できないためです。